2022年版 最も高価な犬種ランキング BEST3
家庭で飼い慣らされるペットは、私たち人間の生活の中において、とても重要な存在の一部となっています。私たち人間は彼らを慕い、愛情を惜しみなく注ぎますが、一体どのくらいの金額までならペットのために費やすことができますか?飼い主の方ならおわかりかと思いますが、毎日、犬のためにあらゆることをし、たくさんのお金を使います。ブリーダーの費用は、動物保護施設の価格設定より高い場合もありますが、飼い主はどこから来たかに関係なく、愛犬をまるで我が子のように可愛がりますよね。
統計によると、犬のバックグラウンドに関係なく、飼い主は一年間に平均1,675ドルを犬に費やすとわかっており、さらに純血種の犬ともなると、雑種やミックス犬の5倍の値段になるそうです。これはかなり高いように思えるかもしれませんが、純血種よりもさらに高価な犬が存在するのはご存じでしょうか?そこで以下にて、2022年現在の時点で最も高価な犬種BEST3を紹介しましょう。
第1位 サモエド 1万4,000ドル
シベリアを原産とするサモエドが、世界で最も高価な犬種に選ばれました。その微笑ましい外見だけでなく、優しく思いやりがあって、すぐになんでも喜んでくれる性格が人気のあるユニークな犬種です。
ただ、本能的に遠くへ逃げたり、探検したりする性質が強いので、失ってしまわないように常にリードを付けておくことが大切です。また、明るく社交的でやんちゃな性格で、常に人の目を引きたがるので、子供のいるファミリー層にぴったりです。
健康面としては、角膜ジストロフィー、自己免疫疾患、心臓の異常など、治療費用のかかる病気を抱えやすいので、総額5,000ドル以上かかる場合もあります。
第2位 レフチェン 1万2,000ドル
レフチェンは、原産地はフランスで、約500年間にわたりヨーロッパの人々に親しまれてきた、小さなライオン犬です。1973年時点では、世界で65頭しか残っていない世界一希少な犬種であったそうで、現在でも全世界で年間300頭しか登録されていません。
数は少ないものの、世界で最も社交的な犬の一種ともいわれており、驚くほどエネルギッシュで活発的であるため、家族や子供と一緒に過ごすのに適しています。しかしその反面、常に人の手が必要であり、長時間一人にされると不幸を感じるという寂しがり屋さんでもあります。
惜しくも、世界一高価な犬とはならなかったレフチェンですが、健康面では強くたくましいので、医療代が嵩むことはないでしょう。問題は、子犬の頃にかかる初期費用のみです。通常、13~15年生きるといわれているので、最初にかかる価格は高いとはいえ、長く付き添えるので◎。
第3位 チャウチャウ 1万1,000ドル
チャウチャウは中国北部が原産で、世界で最も古く、最も珍しい犬種といわれています。購入価格も高いですが、チャウチャウを飼うための出費はそれだけにとどまりません。食費、おやつ代、獣医代、グルーミング代、医療費などで出費がかさみ、生涯のうちに約1万1,000ドル(約1100万円相当)がかかるそうです。
また、1日に4回以上の散歩をさせるなど、こまめな運動が必要なうえ、チャウチャウは本質的に気が強いので、しつけに影響が出たり、子犬との共存がうまくいかなかったりする可能性もあります。
チャウチャウに起こりやすい主な健康上の問題としては、眼瞼内反症、股関節および肘関節の形成不全、アレルギー、甲状腺機能などです。平均寿命は8~12年ですが、手厚いお世話をすれば、延びる可能性は十分にあります。