初めて犬を飼う人におすすめしたい犬種4種
初めて犬を飼うのは、きっとかけがえのない良い経験になります。ただ、犬はそれぞれに魅力があるので、どの種を飼うか迷ってしまいますよね。犬種によって大変な事態も起こりえますので、かわいい子犬を家に迎える前に、事前にいくつかのことを考えておくべきでしょう。
幸いなことにも、特定の犬種は、活動レベル、サイズ、外見、グルーミングの頻度がほぼ同じです。しつけのしやすさ、見知らぬ人に対する敵意、捕食欲といった特有の性質は、犬のDNAに組み込まれていますが、それでも一匹一匹が個性的です。状況によっては、DNAには想定できない育成方法と行動訓練が必要な場合もあります。そのため、あくまでも犬種というのは一つの指標に過ぎず、その犬がどのような行動をとるかを100%正確に示しているわけではないことに注意しましょう。
さて、前置きはこれくらいにしておいて、以下にて、初めて犬を飼う人におすすめしたい犬種を4つ紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
1.ビション・フリーゼ
ビション・フリーゼは、ファミリーやマンション住まいの方におすすめしたい陽気な小型犬です。白くてフワフワしているので、まるでロールコットンのようですし、どこにも連れて行ける最高の伴侶になりえます。しかも、しつけが非常に簡単で、どんなライフスタイルにもうまく適応できます。ただ、ビション・フリーゼに幸せかつ健康でいてもらうためには、毎日の適度な活動が必要で、グルーミングに通う時間と費用を頻繁に捻出することにもなります。この犬種の巻き毛は、頻繁にトリミングとブラッシングが必要ですので、きちんと手入れをしてあげましょう。
2.ボクサー
エネルギッシュな中型犬を飼いたいという方には、活発なボクサーがダントツおすすめです。飼い主に献身的な犬種であり、家族と強い関係を築きます。日頃から運動する習慣があって、アクティブなライフスタイルを送っているなら、ボクサーはふさわしいでしょう。というのも、多くの活動としっかりとした訓練の基礎が必要な犬種だからです。若いボクサーともなれば、より多動であるかもしれませんが、訓練することは可能で、トレーニング中に注目の的になることを好みます。適切に訓練され、うまく社会に適応できれば、忙しい家庭の中でも十分に活躍しますし、幼い子供とも仲良くなることさえできます。ボクサーの務めは本来誰かを守ることであり、本能的に自分の家族、特に若い者を保護しようとします。ちなみに、ボクサーのグルーミングは簡単で、さほど気を使わないでいいのが嬉しいポイントです。
3.キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、子犬のような風貌で、穏やかな性格で、人懐っこい犬種です。様々なタイプの家庭で受け入れられ、あらゆる年齢の子供と仲良く接することができます。サイズは小さいですが、決して弱いわけではありません。優雅なふるまいを見せながらも、警戒心が強く、普段は静かです。エネルギーレベルは控えめなので、健康を維持するためには、通常、毎日の散歩程度で十分でしょう。基本的なしつけは必要ですが、それに対してよく反応してくれます。お手入れに関しては、ミディアムレングスの被毛を持っているにもかかわらず、比較的簡単です。ただし、毛の結び目を防止するために、定期的なブラッシングが不可欠ですので、お忘れなく。
4.ゴールデン・レトリーバー
中型犬のゴールデン・レトリーバーは、人を喜ばせることを好み、ファミリー層に理想的な犬種です。あらゆる年齢の子供たちと仲良くすることができます。陽気で、忠実で、愛情深く、エネルギッシュな性格をしていて、まさに誰からでも愛される存在です。また、明るく多才であるため、ほとんどの家庭でなんらかのお手伝いを任せることができます。一方、体力を維持し、退屈させないようにするために、適度な運動が必要となります。しつけも必要ですが、苦労することではありません。学ぶことが好きなので、様々な任務をこなせるように教育されているゴールデン・レトリバーもいます。