世界で最も小さな犬種ランキング TOP4
動物にも色々ありますが、世界の大半の地域において、犬が最も人気のあるペットであることは否定できませんよね。その大きな理由のひとつは、犬の順応性の高さにあります。人気度と利便性という点を考えれば、大型犬よりも小型犬の方が優れているといえるのかもしれません。つまり、チワワなどといった小型犬は、ニューファンドランドなどの大型犬よりも、人間のライフスタイルにマッチしやすいのです。また、小型犬の方が、食事代や医療費などのコストが低く、世話が簡単な場合が多いです。
さてこの記事では、世界最小の犬種を紹介します。基本的な特徴や平均身長・体重、その犬種の性格などもお伝えしますので、ぜひご覧ください!
1.シーズー
身長:9~10.5インチ
体重:9~16ポンド
シーズーは、アジアで人気のある可愛らしい犬種で、長くまっすぐな被毛とカーブした尻尾が特徴的です。性格は温厚ですが、警戒心が強く、とても賢い犬です。また、低アレルギー性の犬でもあります。シーズーとは、中国語で「獅子(ライオン)」という意味で、「シー・ズー・コウ」とも呼ばれています。人間と過ごすことを好むフレンドリーなファミリー犬ですが、しばしばくっついて離れないこともあります。
2.チワワ
身長:5~8インチ
体重:4~6ポンド
3.ポメラニアン
身長:5~8インチ
体重:4~6ポンド
ポメラニアンは、元々はこれほど小さなサイズだったわけではないことをご存じでしょうか?この犬種の初期の記録によると、平均体重は現在の10倍である30ポンドであったといわれています。しかし長年の繁殖の結果、中型犬から小型犬へと変化し、人間と共存しやすいコンパニオンドッグ(伴侶犬)になりました。
ポメラニアンは、コンパニオンドッグとして期待される特徴はすべて有しています。周りから注目を浴びることを好み、愛情深く、人間と密接な関係を築くことができます。
4.パグ
身長:10~13インチ
体重:14~18ポンド
パグは紀元前300年頃、殷王朝によって膝の上に乗る犬として開発され、約2,000年にわたりコンパニオンドッグとして親しまれてきました。パグもまた、ポメラニアンと同様に、元々小さいわけではありませんでした。パグは中国からヨーロッパへ持ち込まれた後、オランダでわざと小さくなるように繁殖されたそうです。
19世紀には、英王室のヴィクトリア女王がパグを普及させました。ヴィクトリア女王は、自ら繁殖させたパグを何頭も飼っていたそうです。ちなみに、女王の犬好きが高じて、1873年に世界最古の愛犬家団体「ケンネル・クラブ」が結成されました。
パグは、同団体からは「小さい体に何匹もの犬(a lot of dog in a little frame)」と表現され、当時から活発でフレンドリーな性格が特徴的であったようです。